包装され輸送されているモノの7割近くを占めている食品ですが、一言で食品といっても非常に多種多様な商品があります。
ざっくり分類するだけでも、傷みやすいとされる生鮮食品、穀類・豆類、多水分食品・中間水分食品・乾燥食品からなる加工品に分けられ、更に細かく食品の特性を考えて分類され、適切な包装がされています。
生鮮食品は野菜・果物・乳製品・卵・肉・魚などの水産食品で、包装の分類は食品ごとの呼吸量が重要な要素になってきます。
代表的なものでいうと、特に青果物や卵などは酸素と二酸化炭素の交換ができるよう酸素透過性を持つ包材を利用し、輸送・販売中も呼吸をし続けられるよう配慮する必要があります。
また、果物や卵はとてもデリケートなので衝撃から保護するような包装がなされています。