地球環境汚染を考えるなかで、生物の多様性の減少を食い止めることが必要とされているようです。近年、人間の活動が森林を開拓し、沿岸を埋め立てることで複雑な生物たちの生態系を壊しはじめているようです。研究者たちからのデータによりますと、人間の暮らしとともに身近に生息していた「かえる」の姿が見られなくなりつつあるのは、自然界のなかの生態系が崩壊しつつあるからだと考えらているようです。近代農業がもたらした生態系への危機は、多くの研究者たちが語る人々への忠告とも言えそうです。先日、目にした自然科学に関する冊子によりますと、世界中でその土地に住み着く在来のカエルたちが姿を消しはじめていると言われているそうです。さらには、多くの地域からカエルの種の絶滅を告げるデータ報告が配信されてもいるようなのです。その原因ともなる要因は1つではなく、温暖化、異常気象、土地開発による水辺不足、外来種の増加、乱獲、酸性雨などがあげられるようですが、先に述べた要因には私たち人間の活動が大きく関わりあっていることに気付かなくてはなりません。私たちの日常生活のなかに潜む環境汚染を取り除くことが、生物の多様性の減少を食い止める第一手となる得るかもしれないのです。先日から大きくメディア上で取り上げられている日本の女子高校生の菓子メーカーへの過剰な菓子包装への嘆願書などにも、私たちの活動がもたらすものへの気づきが隠れているような気がしています。