プラスチックを利用した包装は非常に多種多様で、フィルム・シート、トレイ・カップ、ボトルやチューブなどがあり、酸素・水蒸気・香気・光線遮断性、耐熱などそれぞれ内容物の包装に合わせた加工が施されています。JISによる定義では、厚さ0.25㎜未満をフィルム、0.25㎜以上をシート、蓋のない浅い容器=トレイとしており、カップやボトルなどについては定義されていません。フィルムは袋や商品の外装などに多く使われており、トレイは肉や魚をのせるトレイからコンビニ弁当・カップ麺などの容器、プラスチック製の食器類まで様々な種類があります。ボトルはペットボトルが最も有名ですが、マヨネーズやケチャップなどの柔らかいものや、掃除用洗剤などのスプレーボトルなどにも利用されています。